『木の家』のメリット

■木は暖かい
木には蓄熱作用があり、一度温まると冷えにくく、室温を一定に保ちます。
その効果は、直接手足がふれる場所に使えばすぐわかります。風呂場で木製のスノコが使われたのはそのためです。
無垢材と集成材の板に手をふれてみてください。無垢材の温かさがすぐに実感できます。無垢材を使った床は冬でも冷たくなく、スリッパをはかないご家庭も多いです。
逆に、コンクリートの家は、冬はひんやりし夏は急に暑くなります。木の家は、夏は涼しく冬は温かいので、年中快適に暮らせます。

■木は呼吸する
木は自然の「気」を発しており、最大の長所は、室内の湿度を調節する機能があることです。湿度が高ければそれを吸ってくれるし、乾燥していれば木の中の水分を適度に吐き出してくれます。
表面にペンキなどを塗ると、木は呼吸ができなくなります。調湿作用ができない湿った木は、内部の水分で腐ってきます。だから木材は自然のままの無垢材が良いのです。
無垢材の場合は、傷がついても表面を削り、自然素材の塗料を塗っておけば大丈夫です。住むほどに色艶がよくなり、家全体に風格が出てきます。

■木の家は落ち着く
家はかえって寝るだけの場所、もしそうであればマンションに住まわれることをお勧めします。
せっかく、家に住むのであれば落ち着く空間でるにこしたことはありません
木が発散する消臭・殺菌効果のある成分フィトンチッドには、人の心や身体に作用することで、疲れやストレスを解消し、気分を総会にする働きがあります。血圧を下げたり、脳を活性化させるなどの効果も科学的に検証されており、木でつくられた校舎では授業に対する児童の集中力がアップしたというデータも残されています。

■木の家は長く持つ
1300年前の飛鳥時代に立てられ、その柱が今も芳香を失わずにいるという法隆寺をはじめ、日本には築100年以上を経た木造建築が数多くあります。それらに使われている木材は、現代の住まいに使われているものと変わりはありません。木の家は、乾燥という適切な状態を維持することで、半永久的に長持ちするのです。
 
■木の家はエコロジー
木を伐ると、環境が破壊されているというのは熱帯雨林のことです。日本の森林は木を伐り出すことで、生態系を維持しています。木材は、森林を育てながら永続的に得ることができる資源で、製造に必要なエネルギーも鉄の14分の1、プラスチックの40分の1でしかありません。エコロジーの観点からも、木の家は注目されています。

■木は燃えにくい
これは意外と思われるかもしれませんが、事実です。
太いしっかりした無垢材なら、芯まで燃え尽きるのに3日間はかかります。表面が着火してもやがて炭化層ができ、それが断熱層の役割を果たし、燃焼の進行を遅らせるのですから。
住宅の火災で一番恐いのは、プラスチックやビニールなどの化学製品から発生する有毒ガスです。火よりも煙が恐いのです。
鉄は強いかわりに、熱を加えると短時間で温度が上がり、変形します。
以前にニューヨークで起こった航空機テロは記憶に新しい出来事ですが、あの時、まさか頑丈な貿易センタービルが一瞬で全倒壊するとは誰も想像しなかったと思います。鉄骨づくりの建物が熱に弱いことの証明です。
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